アトリエCANOEでは革製品の修理を
しています(革靴や革の服などを除く)

修理につきまして、よく電話で修理にかかる
料金や日数等の
お問い合わせをいただきますが
まず状況を見てみない事には
安易な事は言えません

例えば「直せる状態なのか? 
どんな修理方法があるのか?
どんな風に直せばお客さんや修理品の為にベストなのか? 
予算と照らしてどうなのか? 等々・・」

なので、せっかく電話で問い合わせいただいても
最終的には「詳しい事は現物を見てからになります」
という事になりますので、ぜひ直接修理品をお店にお持ちください
その場で料金や出来上がり目安の日数等を、お答えできます
但し、靴や服関係の修理は行っておりませんので悪しからず。

アトリエCANOEは基本的に毎日営業しておりますが、不定休です
不定期に休むことや、昼休みで外出してる事もありますので 
来店前に営業状態を電話で確認してもらえれば確実です
よろしくおねがいします  不定休/駐車場あり

tel 017-718-0350  店主 竹内 斉(ひとし)

尚、画像付きメールだとお見積りできる場合もあります
その際はinfo@canoe-aomori.comまで画像を付けて直接メールください

 

折れて割れたショルダーベルト補修

ビフォー ベルトが折れて切れてます 
アフター  ショルダーベルトの繋ぎ目が 割れてきたのでカットして直すか
充て革補強するか悩んだが充て革補強することにしまたした。
充て革をしてミシン縫い 肩ベルトと本体ヘリに
コバ仕上げ剤(イリス)を塗り全体にオイルアップして出来上がり

内袋の交換

素材の問題や保管方法・経年劣化等で ボロボロになった中袋
荷物を入れる為のバックなのに 剝がれたビニール片が荷物に付いて
とても使える状態ではありませんでしたので
同寸の袋を豚革で作りFAの中袋も 同じように仕付け
口革も取り外したものを付けました
これでお気に入りのバックが また元通りに使えますね

ビフォー 合皮の袋がボロボロ 
アフター 豚革で内袋を作り取り付け

ショルダーベルト受革交換

ビフォー  こちらも多い修理 力がかかる部分
革の状態により切れやすくもなります
又、使われてる革の品質に問題がある場合もあります
アフター  
受け革を新たに作って手縫いで縫い付けカシメ留め
カシメはロゴが入ったのは無いので無地のにまります
とにかく革は水分・脂分を切らさないようにしましょう
そうすれば革が長持ちします

財布のファスナー交換

ビフォー 
ラウンドジップ財布の本体ファスナー布切れ これはファスナー交換でしか直せない
アフター 
修理としては手間のかかる方なので 修理代も少し高めになります
ファスナー布が擦り切れる原因は 過度に擦れたり 中身が多すぎて ファスナー布に負担が かかりすぎたり  扱い方が乱暴だったりですがこれで 元通りに使えるようになりました  

財布のバネホック交換

ビフォー
ホックのバネ折れ
これも交換になりますが このメーカーのホック金具は
弊店では無いのでメスだけの交換ではなく
オスメスのペアで違う規格金具に交換になります
それに伴い2か所ミシンでの縫い直しになりました
また元通りに使えるようになりました
アフター 金具の頭が表面に出ます

ショルダーベルトの交換

元々のベルトが劣化して切れてきたので古いのは切り離し新たに作って取り付けました

ウエストポーチの修理

ビフォー
ウエストバックの腰ベルトの力がかかる場所が両方切れてました
この部分はビニールレザーです 経年劣化で、もう寿命ですね
元と同じような取り付け方で直すには構造的に 難しいので
切り離して背面に直付けすることに
アフター 

紳士用縦型ショルダーバックの修理

ビフォー
ビフォー
ここまでの状態のカバンを直したいという人も
なかなか珍しいのではないかと思うほどの状態でした

先ず、革の老け具合が大分進んでいる
蓋の折れる場所は革の内部までヒビが入ってる
色抜や表面の汚れやヤニが酷い 金具(錠前)が壊れてる
ショルダーベルト用のバックルも壊れてる
蓋の革のフチも擦り切れてボロボロだ 
勿論コバ(革のフチ)インクも擦り切れてる

久しぶりに修理のし甲斐がある品でした
まず、蓋革の金具が付く部分は1㎝位フチを切り落として
新たな錠前を付けました(結構良い金具です)
フチも充て革を巻いて縫い付けバックル交換
革は全体の汚れを落としてから革用染料で色入れ
(最初はこんな色だった筈です)
染料がよく定着してからオイルを革のシワまで入れ
しっかり染み渡らせてから乾拭き
最後に色落ち防止に軽くアクリルコートして
コバもコバインク (イリス)を塗っては馴らし
重ね塗りして出来上がりです
アフター

 

キーケース金具の交換

金具がすり減って落ちる
新しい金具を取り付けました